タイル張り仕上げまたはモルタル塗り部分が浮いてしまった場合はエポキシ樹脂注入工法(部分注入)で補修を行います。
浮き部分をアンカーピンの機械的固定力とエポキシ樹脂の接着力で固定する注入補修工法です。アンカーピンの浮き上がりがなくエポキシ樹脂の漏出を抑止するので、安定した工程と品質が確保できます。
アンカーピンニングエポキシ樹脂注入工法の流れ
1.調査・マーキング
テストハンマーを使って打診して浮き部の有無を確認します。
打診で浮きが確認されれば、エポキシ樹脂の注入範囲をチョークなどでマーキングします。
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2.削孔
電動ドリルを使って注入するための穴を開けていきます。
削孔深さは躯体コンクリート中に30㎜以上達するまで行います。
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3.注入孔内の清掃
孔内にダストクリーナーを使って空気を送り、中の粉末や切粉を吹き飛ばしてきれいにします。
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4.アンカーピン固定用エポキシ樹脂の注入
主剤と硬化剤が均一になるまで十分に攪拌させたエポキシ樹脂を空気が入り込まないように徐々に注入していきます。
注入する量は指定がなければ、1ヶ所あたり30gまでに抑えます。
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5.アンカーピンの挿入
深さに合わせたアンカーピンを孔内の最深部まで確実に挿入します。
この時、孔内から出たエポキシ樹脂はきれいに取り除きます。
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6.仕上げ
最後に目地材を孔内に詰めてきれいに拭き取ります。
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